ブックタイトルSEN酵素技術概要
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SEN酵素技術概要
これらの事は畜産界全体の問題であるが、仕事そのものが典型的な3K職業であり重労働である。悪臭などは周囲からの苦情に悩まされるなどの問題も多い。衛生的な観点からも忌み嫌われる職業になりつつある。収益の面から見ても、その苦労に比して台湾などの輸入豚肉が市場を席捲する中で価格は抑えられ、収支は非常に厳しい業界でもある。その面においても魅力の薄れた業界である。特に養豚業はこうして後継者を失って行き、将来的には先細りの業界と言える。以上のような状況にあっては、無排水養豚の技術啓蒙が急務である。養豚(畜産)環境の劇的改善となりコストダウンも実現できるからであるが、別の視点から見れば浄化設備の配置を急いだ業者が逆に競争力を失いかねず、結局積極的であった業者から脱落せざるを得ないと言うような皮肉な結果を生み出す可能性が大きいからでもある。またこれらを自力でやり遂げられるだけの体力を持った養豚業者の方が圧倒的に少ないため国家的な補助がなければ成し遂げられず、その財政的負担は莫大なものとなる。いずれにしても元々体力の無い業界にあっては、海外からの輸入に対して更に競争力を失って行く事になり、このままでは養豚業自体が日本から消えて行く結果を招きかねない。由々しき事態である。畜産環境を保全し、地域社会に畜産からの環境影響の流出を防止するためにも、そして業界の未来を守り日本の食生活を守る意味においても、無排水養豚技術の確立は急務である。以上、様々な観点から畜産業全体の改革に対して、セン酵素は革命的素材になり得る技術であると確信する。先述したように生菌剤ではなく非生命の触媒物質である酵素は、常にその地の有用菌群の活性に寄与するため、寒冷地でも亜熱帯でも常に同じ効果を引き出す事が可能である。(熱帯から寒帯まで全気候帯の複合野生植物酵素群)しかも既に定着している菌群活性剤ゆえに効果発現が急速(即日的)である。飼料としても同様で、飼料への混合によって産み出された卵の成分的優位性は、※従来の植物性酵素(ゼム酵素)として日本畜産振興会発行の「養鶏の友」(2007年1月号)に論文発表(「ゼム酵素による養鶏への果」東洋大学生命科学部・下村講一郎教授)に記されたように、通常卵を大きく凌駕した制ガン効果などが顕著である。無論味覚面でも卵特有の生臭さが無く、箸で持ち上げられるほどしっかりし