ブックタイトルSEN酵素技術概要

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概要

SEN酵素技術概要

れた世界で、明らかに収量増加が食味と比例し、収量増加そのものが食味の点数そのものを引き上げるかのように伸ばしている点である。収量が一気に増加した米でも、その食味は全て80点台をコンスタントにキープしている。これこそ正にセン酵素による植物に対する野生(生命エネルギー)の付与以外の何者でもない。実際コシヒカリでも節間が短く、土にどっしりと定着した成育を見せるために、台風等でも倒伏しない稲の成長を見ることが出来るのである。また冷害が騒がれた年にあっても、日照不足の中でイモチ病も入らず、対象区と比較しても緑が鮮やかで、しかも対象区のものと比較にならない大粒の米を有効分けつした全ての穂から得る事が出来たのである。しかも比較対象の試験を行った場所で言えば、堆肥使用試験田の下流側低部で、同一の水の影響を受けた対象区の田では、施肥試験田の約70%の収穫量が確認され、通常何もせず水の影響も受けなかった田との比較では、水の影響だけで大幅増であった。いずれにしてもこれがセン酵素による堆肥であり、生命活性が明らかである。意識的に病害虫を忌避し病気を抑制し、高品質の作物の収量が倍増する堆肥。畜産同様、農業生産者が農業を楽しいと感じてくれる農業生産の構図である。また花卉にも大きな影響を及ぼし、花卉生産農家では身の締まった花が、原色のような鮮やかな色を付けて収穫されたと言う報告もある。また害虫忌避効果によってナメクジが消えたことで、生産された花卉の商品価値が上がったとの報告もある。これらはあらゆる生産物に対して挙がっている事例で、生命に関与する全てに生命現象上の利点を共通に与えていると言えるのである。近年言われる「食の安全」、そしてそれに伴って論議されている「トレサビリティ」では最先端技術までもが導入され、更なる的確さで全国一律のシステム化が図られようとしている。最近多発している食品の表示偽装などもこの流れに拍車をかけることになろう。例えばV6と呼ばれる極小のチップに膨大な情報がインプットされ、末端店頭でそれら情報を消費者が確認できるようになる日は目前に迫っている。今後は野菜一把、大根一本が全ての履歴情報を持って流通する事になる。そうなれば当然農薬や化学肥料を大量に使用してきたこれまで同様の作物は売れ